1月20日(木)
「ブランド」
「やっぱりこの人の書くセリフまわしは最高だなあ」
と思っていた作品が、
実はその人は全然書いてなくて
「え?じゃあ今までのは何だったんだよ〜!?」
なんてことを経験したことがあります。
「やっぱり天然マグロはいいなあ」と思っていたものが
実は「養殖でした」と言われた時のような感じです。
「今までの感動」は、「ビッグネームのブランド」で構成されてたのか?
そう思うとやるせないので、
「今までの感動」も、ちゃんと認めないといけない。
「ブランド」だから「いい」のではなく、
「いい」から「ブランド」。
そのあたりを履き違えないように心がけたいものです。
昨日のTOPにも書いたのですが、
「3年B組金八先生」の脚本、小山内美江子さんが
病気療養のため降板。
今伝えたいこと、強く思っていること。
作品には、それらが全面に表れます。
脚本を書く人が変わってしまったら、
「今までのキャラクターを使った別物」
に感じてしまいそうです。
もちろん、名前で観ているわけではないのですが、
あんなに魂のこもった作品を
他の方が引き継いで書くとなると、
「今までと同じ気持ちで観られるのだろうか?」
とちょっと心配なのであります。
よくこの日記に登場する「金八先生」。
大好きなのであります。
引き続き「やっぱいいよなあ。」
と思わせるような作品にしてくださいね。
頼みますよっ。