11月25日(木)
「まるでアニメのように。」
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最近のゲームはグラフィックが発達してきているので、
まるでアニメのようにキレイに動いたりしてしまいます。

もちろん、「できるだけリアルに」というのは
昔からのみんなの願いでもありました。

しかし、僕は思うのです。
「リアルに動く」=「想像力を働かせなくてもすむ」
ということ。
それは果たして、「素晴らしいこと」なのでしょうか?

紙芝居は「どこが一番魅力的なのか」を考えてみると
よく分かります。
まあ、人それぞれかもわかんないですが、
少なくとも僕は、
「自分で補完する楽しさ」にあると思うんです。

限られた絵で、
その世界を想像しながら楽しむ。
語り手さんは1人なのに、
頭の中ではいろんな声がこだまするんですよね。

「アニメのようにリアルになる」というのは、
そういうことだと思います。
自分の世界を発動させる必要がなくなる、ということ。

変わっていくことは大事なことですが、
大好きなものの、大好きだった部分が変わってしまうというのは
寂しいものです。

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