11月21日(日)
「22世紀に向けて」
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どうしようもないと分かっていても、
仕方のないことだと思っても、
やっぱり寂しいものは寂しい。

当たり前だと思っていたことがそうでなかったと思えるとき。
それはその「当然」を失うときだと思います。

ヤフーのニュースを見ていて、
とてもショックな記事を見つけました。

「大山のぶ代、ドラえもん降板。」
ドラえもんだけでなく、
メイン5人が若手と交代するとの記事でした。

「なんだー、そんなことかー」と思うかもしれませんが、
ドラえもんは25周年。
ほぼ僕と同じだけの歴史を歩んできたアニメです。

ドラえもんは、大山のぶ代。
のび太くんは、ハイジのペーターや
「ヤッターマン」のドロンジョの声を演じている方。
しずかちゃんは、ワカメちゃん。
スネ夫は、ハットリ君のケムマキや「トムとジェリー」のトム。
ジャイアンは、「ヤッターマン」のトンズラー。

どの方も名優で、
とてもすばらしい声を聞かせてくれます。
あのキャラたちの声はあの方たちだけなの。
違う人が演じたらのび太はのび太じゃないの。
ホントにそう思います。

でも、これは仕方のないことなんですよね。
「ドラえもん」はもう、僕たちの世代が楽しむ作品じゃない。
「これからの世代」が見るものなんです。
僕らが違和感を感じて、「こんなの違う」といったところで、
それは何の意味も持ちません。
「ドラえもん」という作品は
未来へ、未来へと受け継がれていくもの。
いつかは新しいスタートを
切らなくちゃいけないときが来るんですよね。

僕は、「ドラえもん」の映画がとても好きです。
本当に何度も何度も観ました。
幼稚園の頃はとても病弱で、すぐ熱を出していたのですが、
その度に観ていたのが、テレビ放送を録画した
「ドラえもん のび太の大魔境」。
熱を出しては布団の中でビデオを観ていました。
おかげで、ひとつひとつの場面を
今でもはっきりと覚えています。

今の声優さんが演じる彼らと別れるのは本当につらいけれど、
でも、仕方ないよね。

「ご苦労さまでした。」
心の底からそう言いたいです。
物心ついた頃からずっと見てたあんな話やこんな話は、
あなたたちの声とともにずっと心の中で生き続けています。
本当にありがとうございました。

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