11月20日(土)
「部品」
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何に関してもそうなのです。
「何かにとがってるものが、魅力的」なのです。

クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ。
まんべんなく平均的に泳げる人よりも、
バタフライが泳げなくても
誰よりも早くクロールが泳げる人の方が素晴らしい。
ん、「素晴らしい」というのは語弊があるかもしれないですが、
まあ、魅力的であることは確かです。

今日言われたのがね。
「欠けてるところがなければ補う必要がない」
ということなんです。

自分自身を見つめなおしてみたときに、
「薄く全体的に引き伸ばしてた自分」というのが確かにあったの。
「どんな人間にも順応できる」人間。
それこそが、人とうまくやっていくコツなのだろう。
そう思っていました。

でも、それじゃあ
「欠けてない」から、「埋める部品」が必要ないんだよね。
「欠けてない」からといってそれが「いい」わけじゃない。
「欠けてない」ということは、とがってる部分がないわけだから、
誰かのパーツを埋める部品にならないし、
誰かにパーツを埋めてもらう必要もない。
それはとても寂しいことなんだ。

とがっていよう。
不完全でいよう。
そうあることが、きっと誰かを埋めるための術になる。

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