11月22日(月)
「コトノハ」
今日、ふとしたひとことでちょっぴり嬉しくなりました。
その時ふと思ったのは、
「『言葉』が嬉しかったのではなく、『気持ち』が嬉しかったんだ」
ということ。
人間が表現するものの奥には、必ず「気持ち」があります。
「言葉」というのは「気持ち」を表現するための道具であり、
それ以上でもそれ以下でもありません。
当たり前のことなんですが、
今日改めてそんなことを思いました。
上手に歌い上げるだけの歌手よりも、
ヘタでも気持ちがまっすぐに伝わる歌のほうがいい。
技法にばかりこだわった絵よりも、
一生懸命さが伝わるもののほうがいい。
文章だって同じです。
歌も歌わないし絵も描かないし文章だってめったに書かない。
そんな人でも人と話していれば
誰だって「芸術家」。
「気持ちを表現する」という点では何ら変わりないですもんね。
僕たち人間は「言葉」という
とても便利なものを使って生活しています。
使い方さえ間違えなければ
キャンバスはきっと素敵な色に染まるでしょう。