10月31日(日)
「ゆとりと思いやり」
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時々、年配の方の意見に「?」と思うことがあります。
それはうちの親とかでもそうなんですけど、
「なんでそんな思いやりがないの?」とか、
「そんなことで怒らなくてもいいのになあ。」とか。

ただ、最近になって思うのはね。
僕の世代と決定的に違うのは、
「生活水準」。

僕たちの世代は、ものに恵まれている。
ものに困らない時代です。
「ごちそう、何が食べたい?」と聞かれても、
何と答えたら「ごちそう」とよべるのか。
そんな時代の人間です。

まあ、昔のことはよく分からないのですが、
特に父親の話なんかを聞くに、
「生活するだけで精いっぱいだった」ことが
容易に想像できます。

そうなると、「いろいろ考えるゆとり」だとか、
「他人を思いやる」だとか、
そういったことを考えるヒマがなかったんじゃないのかなあ、
なんて思うんです。
今の僕たちは
「生活の事を考えなくてもいいから、
他のことを考える事ができる」のではないかと。

「ジェネレーションギャップ」という言葉で
片付けてしまう前に、
そうした背景をちゃんと見つめないといけないな、
と思ったりする今日この頃です。

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