11月6日(土)
「ごめんなさいを見直そう。」
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最近、会社の上司さんからの勧めで
見始めた「新世紀エヴァンゲリオン」。
ただいま第20話まで見終えたところですが、
これがなかなか面白い。

「マニアックなアニメの象徴」という変な偏見から
敬遠していたのですが、
ブームになるにはやはりそれだけの理由があるんだね。

多感な青少年に多大な影響を及ぼしたこの作品、
主人公をはじめとした登場人物に
「精神的な迷い」が感じられ、
見ていて心をえぐられるような気分になります。

10年前の作品で、
今見て感動するのは時代遅れもはなはだしいと
言われるのですが、
10年前に見るよりも今見たほうが
分かることがたくさんあるような気がします。
「今だから」こそ見えてくる。
そんな気がしてやみません。

さて、その中で気になるひとことがありました。
ちょっと弱気な主人公・シンジ君は
何か言われると
すぐに謝ってしまいます。
それを仲間の女の子が叱るシーン。
「条件反射みたいに何でもかんでも謝るんじゃないわよ!
ホントにすまないと思ってるの?」
という言葉。
聞いていてとても耳の痛い話でした。
だって、今までの僕もそうやって生きてきたんですもん。

確かにそう。
やっぱり、「何でもかんでも謝る」のは良くない。
そりゃあ、悪いと思っているのに謝らないのは
一番良くないけれど、
「悪くないのに謝る」というのは
その場から逃げているだけ。
お互いに何の解決にもならない気がします。
(もちろん、これが仕事の場面など、
「謝らないことには何ともならない」状況では
そんなこと言ってられないのですが。)
結局相手に合わせただけで、
自分はイヤな思いするわ相手に何も伝わらないわで、
長い目で見れば
惨めな思いしか残らないですもんね。

「謝るハードル」を少し高く持ってみる。
こじれる事も多くなるけれど、
ちっぽけな「自分」という存在を
ちょっとだけ誇らしく見せてやろうではないか(^−^)

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