8月22日(日)
「難しい言葉」
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あいさつというのは、本当に大事なものです。
そのひとことでお互いが気持ち良くなるならば、
こんな便利な道具はありませんよね。
なによりタダですし。

ただ、うまく使わないと
お互いがイヤな思いをしかねない言葉があります。
それは、「ごめんなさい。」です。

「おはよう」「こんにちわ」「おやすみなさい」「おつかれさま」
こういった言葉は、1回言えば、それだけで十分です。
何度も何度も言う必要もないから、みんなそんなにも言いません。
だから、気軽に使うことができます。

「ありがとう」は、どうでしょう。
「ありがとう」は、何度言ってもいいんですよね。
何度言われても気持ちのいい言葉だから。

やはり、難しいのは「ごめんなさい」なんです。
一言かければ済む、というものではなく、
悪さの「程度」を推し量らなければならないからです。

相手に悪いことをしてしまい、「本当に申し訳ない」と思った時、
「ごめんなさい。」と言います。
それはとても大事なことです。

ただ、「相手がすごくイヤな思いをしてるんじゃないか」
と思って何度も何度も謝ってしまうことがあります。
何度謝っても足りないくらい申し訳なく思うときです。

問題はここなんです。
相手はさほどイヤな思いをしていない時に
こっちが必要以上に謝ってしまうと、
相手は余計イヤな思いをするというか。
「イヤな思い」っていうと語弊があるかもわかんないんですが、
「いいよいいよ」と許すのも、
結構エネルギーが必要なわけで。
何度も許さなきゃいけないというのは、
相手にとっても負担なことだったりするんです。

負担になるだけでなく、その先付き合っていく中で
「こういうことを言ったり、こういうことをしたら、
また相手はすごく申し訳なく思って
何度も謝っちゃうような状況にしちゃうかも。」
なんて心配を抱えさせてしまうんです。

そうするとその人は、前ほどキツい態度を取りづらくなっちゃいます。
「思ったことが言えない」というような状況になってしまうんですね。
それは、とても望ましい状況とは言えないと思います。

そう考えるとやはり、「謝るべき量」というのを
自分で判断して、それに見合っただけのお詫びをしなくちゃならない。

冷静に、客観的に物事を判断する力を
普段から養っておかないといけませんね^^;


最近ね、自分の落ち度で謝らなきゃいけないことが多くって。
そんなことを考えちゃうわけです。
「謝れば謝るだけ状況が改善される」というのは
間違いだなあ、と思ったりしちゃいます。

こんな感じで、センスを要する言葉、「ごめんなさい。」
ホント、難しいなあ・・^^;

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