2月2日(水)
「本物の意味 その2」
さて、おとといあたりからつらつらと考えていた
「本物とは」。
結局のところ、
「その人が求めるものによって変わるあやふやなもの」だから、
論じること自体がナンセンスだったのでありました。
「安いけどたくさん食べられるもの」と、
「高くて少ないけど極上品」。
「安さは本物」だし、
「鮮度は本物」。
どっちも本物であり、比較すべきところではないのだな、
と思いました。
芸術的な分野で言うと、
「自分の理想を追い求めるもの」なのか、
「周りを幸せにするためのものなのか。
それによって変わってきます。
「誰に分かってもらえなくてもいい。
自分が追い求めるものを作るんだ。」
もカッコイイのですが、
「みんなに喜んで欲しい」というのも
カッコイイ。
「自分さえ分かれば」というのは
一歩間違えばただのエゴにもつながりかねませんから。
「こんなの、受け狙いだ」と揶揄されるものがありますが、
それはそれですごいことなのですよ。