アテネ五輪の野球、残念ながら銅メダルに終わりました。
今回は金メダルが期待されていただけに、
みんなの落胆も大きいようです。
ただ、今日の新聞各紙を見ていると、
「何億円の選手を集めての惨敗なんだ」
という口調が多かったです。
まあ、確かにそうっていやあ、そうなんだけどね。
なんか、いやだよね、こういうの。
これがさ、ダラダラやってての負けなら仕方ない。
けど、そうじゃないじゃないか。
高橋由伸がホームラン打ったときの、あのガッツポーズ。
主将・宮本慎也のダイビングキャッチ。
谷の最後の懸命なスライディング。
どれも素敵じゃないの。
あんな由伸、見た事ないよ?ホームラン打って大はしゃぎしてるの。
そりゃさ、普段一生懸命見てるプロ選手が、
「世界ではこんなものか」と思いたくないのは分かる。
オーストラリア出身のメジャーリーガーもいる。
メジャーリーガーが日本に来て活躍できないなんてことはよくある。
3Aの選手が日本で大活躍する事もある。
一概にレベルを計ることなんてできないよ。
負けたっていいじゃないか。
アメリカなんて、オリンピックに出られもしてないぞ。
それでも「野球の国」の威厳は保ってるじゃない。
「アメリカは3Aとかの選手で作られてるから」
って思うかもしれないけれど、
「負けるのが怖い」だけなんだよ。
それこそ、一番の弱虫だと思うんだけどな。