今朝、東京中日スポーツを読んでいて、興味深い記事がありました。
「言葉の使い方」についてです。
「姑息」は、「その場しのぎの」というのが本来の意味。
「話のさわり」というのは、「要所」のこと。
「押しも押されぬ」ではなく、「押しも押されもせぬ」が正しい表現。
「的を得てる」ではなくって、「的を射てる」。
それが本来の日本語らしいです。
僕がテストされたなら、0点でしたわ。
ただ、よく考えてみると、これって仕方のないことなんだよね。
だって、言葉は「習うもの」ではなくて、「伝わってくるもの」なんだもの。
他のみんなが話してたり使っていたりした言葉を
僕たちは学び、それを用いる。
「現在一般的に使われている言葉の意味を信用しない」
ってことのほうがおかしなことだもんね。
そうやって考えていくと、
僕たちが使っているのは
「間違った使い方」ではなく、
あくまで「本来の意味ではない使い方」
というべきなんじゃないのかな。
そんなことを思いました。