12月15日(水)
「世代を超えること」
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今日、久しぶりに取り出してみたZARDのCD。
聴いてたら、なんだかとても懐かしい気分になりました。
「マイフレンド」とか、「心を開いて」とか、
清涼感のある曲が大好きです。

そのCDを聴いていて思ったのは、
「あー、あの頃の音楽は良かったな〜」ってこと。
古き良き時代を懐かしんでしまう、僕の悪い癖です。

僕が高校の頃はやっていたアーティストといえば…
B'z、ZARD、ドリカム、ミスチル、マイラバ、CHAGE&ASKA、
大黒摩季、槇原敬之、WANDS、福山雅治、サザンなど。
その時期に一番J-POPシーンを聴いていたせいか、
僕にはその頃の音楽界が一番輝いて見えます。

「愛」とか「夢」、「希望」を言葉にしても誰も笑わなかった時代。
とても残念ですが、今それらの単語を口に出すのは、
「恥ずかしいこと」になっちゃっています。
「ビジュアル系バンド」が台頭してきたあたりから、
そうした「心の正義」のようなものが語られなくなった気がします。
ちょっと力を抜いて、ガラが悪いのがカッコイイと
思われるような時代になってきちゃいました。

こうしてみると、織田哲郎さんが関わってる曲が多いですね。
彼は、とてもきれいなメロディーを届けてくれる
稀代のメロディーメーカーだと思っています。
ZARDやFIELD OF VIEW、DEEN、WANDSなどの
いわゆる「ビーイング系」と呼ばれるアーティストへの楽曲提供や、
相川七瀬、酒井法子「碧いうさぎ」。
kinki kidsの「僕の背中には羽根がある」なんかもそうですね。
聴いていて、本当に心地よいです。

アニメやCMの曲になったりするので
「幼稚っぽい」というイメージがあるかもしれないのですが、
僕が最近になって痛切に感じるのは、
「幼稚っぽいことと、あらゆる年代が親しめる」というのは違う、
ということ。
これは音楽に限らず、他の文化でも同じ事です。

「小さい子でもできる、分かる」からといって、
それが「幼稚っぽい」ものではない。
もちろん「子供向け」なものも世の中にはありますが、
「子どもでも大人でも楽しめるもの」と
混同するのは良くないと思います。

「大人しか分からないもの」よりも
よっぽどすごいことなんですよ。

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