12月7日(火)
「強さと弱さ」
「強くなる」というのは「痛みに鈍くなる」ということ。
弱いもの同士が手を取り合う世の中、
それが一番素晴らしいのです。
大好きだったドラマ、「聖者の行進」の中でのセリフです。
「この前、こんなことをしたけれど、
よく考えたらすごく勝手で、悪いことしたような気がします」
という内容のメールをもらいました。
僕は全然そんなふうに思わなかったのだけれど、
きっと不安になったのでしょう。
「ひょっとしたら自分のせいで
すごく嫌な思いをさせてしまったのではないか?」
「自分が悪いように思われたら嫌だなあ」
なんて考えちゃったんだと思います。
こういう「弱さ」は、とても好きです。
本当に勝手なことをしてる人は
得てしてこういった点に気づかないもの。
「痛みに鈍い」んです。
だからこそ平気で傷つけてしまうし、
傷つけたなんて思わないから平気でいられる。
「自分って弱いなあ。情けないなあ。」
なんて思ったとき。
ちょっと視点を変えて
「愛すべき弱さ」というものも世の中には存在するんだ、
と思ってあげれば少しは楽になると思います。
弱いもの同士、手を取り合っていきましょう。