9月7日(火)
「感謝のきもち」
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プロ野球の選手会スト。
このままだと土日の計30試合、
ストライキ、ということになるそうです。

中日が首位を走っているということもあり、
とても残念な気分です。

今日、スポーツ紙を読んでいたら、
巨人の球団社長の、聞き捨てならないコメントが載っていました。

「140試合未消化なら、今年のシーズンは、なしで。」

ちょっと待て。
そりゃあないでしょう。
いくらなんでも、そういった発言こそ「なし」でしょう。

ファンは毎日、どんな思いで応援してると思ってるんだ。
声枯らして、一生懸命声援送って。
勝ったら心の底から喜んで、
負けたらホントに悔しくて。

「ぜひ、今日も勝って、優勝を。」
1試合1試合、みんな必死で応援してるんだ。

そんな思いを全く踏まえていない、この発言が許せないんです。


今回の球界再編の問題、
経営者側の「感謝のなさ」が目について仕方がない。

「普段、球場に足を運んでくれるファンのみなさん、ありがとう。」
「選手の皆さん、毎日いい試合をしてくれて、お疲れさま。」

そういう気持ちがあれば、
お互いもう少し歩みよれるような気がするんだけどな。
こういった気持ちって、偉くなると消えちゃうものなのかな。


「感謝できない人」というのは、嫌いです。

以前、こんな事がありました。

僕が制作に携わったソフトが、
とてもよく売れました。
文字通り、「記録的な」売上だったんです。
ホントにホントに、大感謝すべきことです。

ところが、会社の後輩は飲み会でこう言った。
「売上、ハードの普及率の面から見ると微妙だよねー」

僕は、怒りを通り越して、悲しくなった。
こんな人間がこの世の中にいることに。

なぜ、ソフトを買ってくれた人たちの顔が浮かばないのか。
小さい子から、昔ながらのファンの人まで、
発売日を待ちに待ってこれだけたくさんの人が
買ってくれたんだろう。
その人たちが嬉しそうにソフトを買って、
楽しんでくれてることに、なぜ感謝できないのだろうか。

何よりも、今こうして生活できてるのは、
その人たちが僕たちの作ったものを
わざわざお金を出して買ってくれたからだろう。
なぜ、そんなことがわからないのだろう。


最近はものにあふれているせいか、
「感謝の気持ち」というのを忘れがちです。
でも、僕たちは、直接目に見えなくとも、
みんなつながっている。
今僕がこうして日記を書くには、
パソコンを作る人がいる。
部品を作る人がいる。
アプリケーションソフトを作った人がいる。

感謝しなきゃ。
僕たちは常に誰かの力を借りて生きている。
知らない人でも、何らかの形でつながっている。
そんなふうに考えられたら、
きっと優しい人になれる。

そう信じています。

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