9月1日(水)
「キレイな日本語」
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だいぶ前の話になりますが、
「声に出して読みたい日本語」なんて本が流行りましたよね。

個人的には「キレイな日本語」というのは
自分で見つけて何かを感じた時に素敵に思えるわけで、
「いい日本語ですよ」と押し付けられるのは
ちょっと苦手だなー、と感じます。
「この言葉はこういう理由ですごく感動しました」
というのは好きなんですけどね。

ちょっと年寄りくさいかもしれないのですが(笑)、
最近の言葉で「キライな日本語」というのがいくつかあります。
聞いていて気持ち良くない言葉です。

「告る(こくる)」。
「自分の想いを伝える」というとても重大な行為を、
こんな軽い言葉で表現してもったいなくないのかな、
と思います。

「キモい」と「ウザい」。「キショい」とかもそうかな。
このへんの言葉は
省略されているだけあって、
「本当にイヤ」という思いが生々しく伝わってきます。
「気持ち悪い」「うざったい」「気色悪い」
と全部声に出すのが面倒という感じがして、
言葉として優しくない感じがします。

ちょっと前までは「ありえない」という表現も
ひっかかっていたのですが、
最近では「言葉の響きとして少し面白いかも」という気がするので、
「ここぞ」という時には
自分でも冗談半分で使ったりします。


まあ、言葉は生き物だから、
その時代によって使い方は変わるものです。
ただ、「聞き心地の悪い言葉」は
やっぱり使うべきではないと思います。
もちろん、上にあげた例は僕が独断と偏見で
「気持ち良くない」と言ってるに過ぎないけれど、
正しい日本語を使うにこした事はないかなあ、と思います。

「キレイな日本語」を使ってる人って気品が感じられるから、
お得なんだよね。

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