2月24日(木)
「華やかさと退屈」
「プロ野球のキャンプ情報。
監督が何を言ったとか清原がどうしたとか、
そんなニュースばかりではなく、
ノックの風景を延々と流してくれればいいのに。
きっと見ている側は、10分もしたら退屈に思えてしまうであろう。
しかし、華やかな舞台とは
得てして「莫大な退屈」から成り立っているものなのだ。」
作家のねじめ正一氏が、新聞のコラムで言っていた言葉。
ジブリの宮崎駿監督も
「アニメ業界は華やかに見えるかもしれませんが、
地味な作業の連続ですよ」
なんてお話をよくします。
結局「華やかさ」というのはその舞台や作品の輝きなんでしょうね。
「退屈」があればあるほど、
その輝きは美しくなる。
まぶしい光の裏には、強い影が落ちている。
とにもかくにも。
今日ひとつ、自分の中の大きな「闇」が消えました。
「永遠」がこの世にあるとすれば、
今の状況に違いない。
そんな風に思えたこの闇が、
いつかまぶしく輝きますように。