2月20日(日)
「枠の中で」
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今日は必要に迫られて、
「風の谷のナウシカ」を観ました。
率直な意見を述べるならば、
「やっぱり、イイ!!!」
この一言に尽きます。

この作品を観て思ったのは、
アニメはアニメらしいのが一番なのかな、と。
それを超えようとした時にこそ
「芸術性」なるものが生まれてくるのかもしれないのだけれど、
ある一線を超えてしまうと
それは純粋な「アニメ」ではなくなるような気がするのです。

これは、他の文化でも同じことが言えると思います。

例えばゲーム。
「昔のゲームは楽しいな」と思えるのは、
余計なものがない、「ゲームの枠」に収まっているからです。
「映画のようにキレイなムービーを入れよう」
なんて思うから違和感が出てくるんです。
映画のようなムービーを入れる=操作をしない時間が増える。
つまり、「ゲームじゃない時間」が多くなっているのです。

音楽もそう。
昔からのドリカムファンですが、
「昔はよく聴いたんだけど、最近はあんまり聴かない」
という人をよく見かけます。
最近のドリカムは、
他のアーティストがやらないような方向に進みすぎて、
一般の人にはよく分からなくなってしまいました。
「ポップス」の枠を飛び越えてしまったのです。

最近のジブリ作品も悪くないのですが、
声もちゃんと声優さんが当てていて、
純粋な「アニメ」だったあの頃。
昔のほうが輝いて見えるのは
決して「懐かしいから」という理由だけではない。
そんなことを思うのであります。
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