1月17日(月)
「ハナちゃんがこちらを向かない理由。」
写真を撮る時、
「は〜い、こっち向いて〜」と言ったりしますが、
実は僕は、それがあまり好きではありません。
これはまた変なこだわりなのかもしれませんが、
「カメラを向いて撮る写真」というのは、
「キレイに撮ってほしい」とか、「一番いい角度で…」
なんていう被写体の作為が出てしまうんですよね。
そうすると、その時点でそれは
「生きた写真」ではなくなってしまいます。
それよりも、ナチュラルな表情を撮る方が断然魅力的です。
小さい子供を撮る際に
一生懸命カメラの方を向かせようとする人がいますが、
そういう場面に出くわすたびに
「わざわざつまらない写真にすることないのになー」
なんて思います。
それだったら、
「向かせようと思ってるけどなかなか向かない子供」
の姿を撮る方が、ずっとイキイキしていて
素敵な写真になると思います。
サイトナビゲーターのハナちゃん。
ちっとも正面向いてくれないのは
そういう理由から来てるみたいです。
カメラ目線じゃないほうが、生きて見える。
いや、僕自身、最近気付いたんですけどね。
気がつけばあっちこっち違う方向ばっかり見てるんだもん(笑)